第7回口頭弁論が開かれました

第7回口頭弁論期日が開かれました。
2024年10月10日午後2時より、東京地裁立川支部にて、第7回口頭弁論期日が開かれました。この期日において、事前に原告側、被告側が提出した準備書面の陳述がされました。

原告側の提出書面
① 準備書面(14)
横田基地では、航空機騒音のほか、航空機の墜落や落下物の危険が高く、また、燃料・火災事故の危険性やPFASによる健康被害の懸念があること、さらには排ガスによる被害、米軍犯罪等について主張しました。
② 準備書面(15)
2023年11月の屋久島沖オスプレイの墜落事故について、米軍から公表された報告書を踏まえても、オスプレイの構造的欠陥があることに変わりはなく、事故原因も明らかになっておらず、危険なオスプレイの飛行が差し止められるべきことを改めて述べました。

被告側からの提出書面
① 準備書面(6)
地上騒音による原告側の主張に対する、被告からの反論が記載された書面です。
② 準備書面(7)
排気ガス被害や、墜落落下物の危険について原告側の主張に対する、被告からの反論が記載された書面です。

口頭弁論期日では、弁護団2名より、原告側の準備書面(14)、(15)の要点について意見陳述をしました。意見陳述では、オスプレイの構造的な欠陥について具体的に述べたほか、期日当日に生じた厚木基地所属のヘリコプターの不時着についても言及し、墜落等の危険性を強調しました。
次回の口頭弁論期日は2024年12月12日午後2時となり、被告からの主張への反論する書面を提出する予定です。

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