第13回口頭弁論が開かれました

2026(令和8)年2月19日午後2時から、東京地裁立川支部で第13回口頭弁論が開かれました。

原告側からは、原告本人による意見陳述と、事前に提出した準備書面(26)とその関連証拠に基づく弁護団からの陳述が行われました。

原告(八王子支部)による意見陳述

八王子市久保山町に居住するTさんは、10年以上にわたる独自の騒音測定結果を報告しました。
Tさんの分析によれば、昨年の年間\(L_{den}\)値が直近10年間で最高値を記録しており、特に戦闘機や超大型輸送機の増加が顕著である実態が示されました。
また、午後10時から午前6時の飛行自粛時間帯に最大騒音が発生していることや、数値化されにくい編隊飛行による心理的恐怖についても訴えがありました。

弁護団による準備書面(26)の陳述

準備書面(26)は、横田基地の機能強化が偶発的なものではなく、構造的・継続的に進行しており、それに比例して原告らの被害が拡大していることを主張するものでした。
本日の弁論では、準備書面(26)の内容をコンパクトにまとめ、基地が「日米統合司令部化」「ミサイル防衛拠点化」「CV-22オスプレイによる特殊作戦拠点化」という三段階を経て変質していることを整理し、単なる航空基地ではなく日米共同作戦の中枢拠点となっている点を明確にしました。
また、事故の危険性と騒音の客観的裏付けCV-22オスプレイ配備後の騒音増加が統計的にも明白であることや、2025年11月に発生した児童館への落下物事故などの具体例を挙げ、被害が受忍限度を超えていることを強調しました。
特に、落下事故後の情報非開示や無断回収行為についても厳しく問題提起がなされました。

被告側

被告国からは防音工事の修正に関する書面が提出されました。
これに対して弁護団から、工事状況の資料が不足しておりさらなる分析の必要性があると指摘されました。

陳述書

原告の陳述書は、今回までにすべて提出されました。
期日間に原本確認を行い、正式に証拠として採用されることになります。

 

次回期日は、2026(令和8)年5月14日午後2時から行われます。
次回の期日では、被告側の反論に対し、原告弁護団による再反論が予定されています。

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